たつの市議会 2015-12-25
平成27年第5回たつの市議会定例会(第4日12月25日)
また、
委員から、本
条例の情報発信の手法について、どう考えているのかとの
質疑があり、
当局からは、議決後、施行される
平成28年4月1日までの間、市
ホームページ、経済パートナーシップ推進会議等において周知していきたいとの
答弁でありました。
また、
委員から、現在、この緑地の緩和は県内で6市が行っているとの説明だが、このたびの
条例制定で、本市がそれらの市と肩を並べるという印象を受ける。工場誘致の促進には、他市町よりもぬきんでた緩和が必要ではないかとの
質疑があり、
当局からは、緑地については、国が定める準則の範囲内で市が決定できることとなっており、その範囲を超えて緩和することはできない。しかしながら、地方創生との絡みもあり、本市もバイパス等がかなり整備されていることから、包括的な工場誘致を検討したい。また、既存の工場の市外への転出を防ぐという観点から、手持ちの敷地を拡張したいというケースにおいて、この緑地緩和は有効と考えるとの
答弁でありました。
また、
委員から、条文に西播磨高原都市計画区域については適用しないという一文があるが、適用しない理由は何かとの
質疑があり、
当局からは、西播磨高原都市計画区域については、県の緑
条例で、30%の緑地を設けることが義務づけられており、これを緩和することはできない。しかしながら、今後、県に対し本市の特性を繰り返し説明するなど、根気よく改正してもらえるよう努めていきたいとの
答弁でありました。
次に、
議案第84号
平成27年度
たつの
市一般会計補正予算(第3号)中
付託関係部分についてでありますが、まち未来創造課所管分について、
委員から、地域で高校生の若い力を育成事業補助金3,200万円の主な使途は何かとの
質疑があり、
当局からは、活動の拠点となる町屋の改修と厨房機器や備品などである。また、事業展開のために必要な訓練なども含まれているとの
答弁でありました。
また、
委員から、市として発展的な将来ビジョンは持っているのかとの
質疑があり、
当局からは、
平成31年度までに定時制高校卒業生の雇用を9名、空き家店舗で出店する業種として5種、地域ブランド商品開発を8種というようにKPI(重要業績評価指標)を掲げ、龍野地区の雇用創出を目標としているとの
答弁でありました。これに対して、
委員から、地方創生先行型事業という呼称や地域活性化というふれ込みでもって事業が行われる以上、市民からの大きな関心や期待を受ける。市として、この事業をどう発展させ、成長させるのかというビジョンを、今後、もう少し市民に伝わるような形で示してもらいたいとの意見が出されました。
次に、建設課所管分について、
委員から、河川費の
増額補正について、予算の設定は過去の実績にあらゆる想定を積み上げて計上するものと理解しているが、台風11号の一度の接近でポンプの稼働費用が増大して
補正というのは見積もりが甘いのではないかとの
質疑があり、
当局からは、
委員ご指摘のとおり、当初にあらゆる想定をして予算を組むべきものだと考えている。この富島川についても、過去の実績で想定しているが、
平成20年ごろの実績で設定しており、近年から降雨状況も変化してきていることから、来年度においては、近年の実績に基づいて予算編成するように、現在、県及び財政
当局と交渉しているとの
答弁でありました。
次に、商工観光課所管分について、
委員から、商業活性化促進補助金のアーケードの半額補助について、対象の商店街はどこかとの
質疑があり、
当局からは、龍野町堂本の龍野ショッピング商店街であるとの
答弁でありました。
次に、農林水産課所管分について、
委員から、混交林整備事業補助金について植栽箇所を調査・測量の上、当初予算が組まれているのに、なぜ600万円以上もの
補正がなされるのかとの
質疑があり、
当局からは、植栽の場所は新宮町曽我井の伐採エリア6ヘクタールであるが、当初予算の設定後に県の再調査の中で、広葉樹を植栽した後の鹿被害によって、防護措置を設計よりも高く、長くしないと全滅の可能性があることが、近隣や全国的な
報告から判明したため、保護をさらに強化するための設計変更に伴う費用が追加となっているとの
答弁でありました。
次に、
議案第89号
平成27年度
たつの
市下水道事業特別会計補正予算(第2号)中
付託関係部分についてでありますが、
委員から、揖保川流域下水道維持管理費負担金について、例年この時期に
補正が見受けられるが、当初予算編成の工程を示してもらいたいとの
質疑があり、
当局からは、当該負担金は処理単価と流入量によって算出し、県が各市町に案分をして、これをもとに各市町に通知し、市町が予算化するもので、この協定は更新期間が3年である。
平成26年度が、次期3カ年協定の見直し年度となっており、負担金単価の決定に日数を要したため、協定の締結が予算編成後にずれ込んだことによる。例年、予算編成に係る負担額の県通知は1月前後にあり、支払い等については、4月以降に行っているとの
答弁でありました。
その他の
議案につきましては、特に
質疑等はありませんでした。
以上で、当
委員会の
審査経過及び主な
質疑等を要約してご
報告申し上げましたが、
議員各位におかれましては、当
委員会の
審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
経済建設常任委員長の
報告を終わります。
○議長(今川
明議員)
経済建設常任委員長の
報告は終わりました。
これより
経済建設常任委員長報告に対する
質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご発言がありませんので
質疑を終結し、これより討論に入ります。
発言の通告がございませんので、討論なしと認めます。
これより表決に入ります。
都合により、分割して採決いたします。
お諮りいたします。
上程中の
議案第74号及び
議案78号の5件は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第74号から
議案第78号までの5件は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第79号から
議案第81号までの3件は、
生活福祉常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第79号から
議案第81号までの3件は、
生活福祉常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第82号及び
議案第83号の2件は、
経済建設常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第82号及び
議案第83号の2件は、
経済建設常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第84号は、各
常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第84号は、各
常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第85号は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第85号は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第86号は、
総務文教常任委員長及び
生活福祉常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第86号は、
総務文教常任委員長及び
生活福祉常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第87号は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第87号は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第88号は、
総務文教常任委員長及び
生活福祉常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第88号は、
総務文教常任委員長及び
生活福祉常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第89号は、
総務文教常任委員長及び
経済建設常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第89号は、
総務文教常任委員長及び
経済建設常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の
議案第90号及び
議案第91号の2件は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、
議案第90号及び
議案第91号の2件は、
総務文教常任委員長の
報告のとおり原案可決されました。
~日程第2
委員会の閉会中の
継続審査等について~
○議長(今川
明議員)
次は、日程第2、
委員会の閉会中の
継続審査等についてを議題といたします。
お手元に配付いたしております申出書のとおり、議会運営
委員長及び各
常任委員長から
委員会条例第40条の規定により、閉会中の継続調査及び調査の申し出がありました。
お諮りいたします。
議会運営
委員長及び各
常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続
審査及び調査することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今川
明議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議会運営
委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続
審査及び調査することに決しました。
閉 会 宣 告
○議長(今川
明議員)
以上で、
今期定例会に付議されました
議案は、全て議了いたしました。
これをもって、
平成27年第5回
たつの
市議会定例会を閉会いたします。
閉 会 あ い さ つ
○議長(今川
明議員)
閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今期定例会は、去る12月3日に招集されましてから本日までの23日間の会期で開催され、
議員各位には、年末を控え、公私ともお忙しい中を終始熱心かつ慎重にご審議賜り、心よりお礼申し上げます。
今期定例会では、
平成26年度各会計決算認定をはじめ
条例改正、
補正予算等、市民生活に直結した
議案について、それぞれ適切、妥当なるご決定を賜り、また議会運営につきましても、格別のご協力によりまして、ここに閉会の運びとなりましたこと、心から厚くお礼申し上げます。
なお、理事者におかれましては、
平成26年度決算
審査や
今期定例会における
委員会審査の中で、
議員から出されました意見、要望等を尊重され、新年度予算編成並びに今後の市政運営に十分反映されますよう切望するものであります。
さて、先般、国においてまち・ひと・しごと創生法が成立し、地方の人口減少に歯どめをかけ、東京一極集中を是正する地方創生の考え方が示されました。こうした中、理事者におかれましては、本年10月に本市人口ビジョン及び地方版総合戦略となるまち未来創生戦略が策定され、地域特性を生かした全94の事業により地方創生に真っ正面から取り組むとともに、一方で定住自立圏構想や連携中枢都市圏構想に参加することを通して、近隣自治体と広域連携を図り、ふるさと
たつのの創生に向けた戦略を展開されることと存じます。市議会といたしましても、こうした大きな潮流の中で刻々と変化する社会経済情勢を的確に捉えながら、市民の皆様が住み続けたい、さらには住んでみたいまちとして、ふるさと
たつの市が未来にわたって輝き続けるために、議会活動に鋭意取り組んでまいる所存でございます。
最後になりましたが、いよいよ年の瀬も押し迫り、あと1週間ほどで新年を迎えることになりますが、
議員各位並びに理事者におかれましては、寒さ厳しくなる折から、健康には十分ご留意賜り、ご健勝にて新年をお迎えになられますとともに、
たつの市政の発展のために、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。
市長。
○市長(栗原 一君)(登壇)
平成27年第5回
たつの
市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
去る12月3日に開会されましてから23日間にわたり、本会議、
常任委員会等を通じまして、終始、慎重かつ熱心にご審議を賜り、
平成26年度各会計の決算認定をはじめ、
条例案件、指定管理案件、
補正予算など、提案をいたしました全ての
議案につきまして、原案のとおり可決をいただきましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。
また、会期中にお寄せいただきました貴重なご意見につきましては、今後の市政運営に十分に配慮してまいる所存でございますので、何とぞご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
ご高承のとおり、いよいよ来年1月からマイナンバー制度がスタートいたします。本市におきましても、関連法令の整備やセキュリティー対策に万全を期するとともに、本人への
番号通知を行い、現在は申請に基づく
個人番号カードの交付準備を進めているところでございます。
また、今後の市政推進の羅針盤ともいうべき、まち未来創生戦略を本年策定いたしました。雇用創出、人口還流、若者未来、地域活力の基本戦略に基づき、定住人口、交流人口の増加や新たな
観光客を呼び込むとともに、人口減少に歯どめをかけ、にぎわい創出に向かって積極的な事業を展開し、住み続けたい、住んでみたいと実感できるふるさと
たつのの創生に全身全霊を傾注してまいる所存でございます。
一方、本年は合併後10年という記念すべき節目の年を迎え、市民の皆様が主役となり、心を一つにして市民総参加によるさまざまな記念イベントを開催させていただきました。
議員各位におかれましては、ご多忙のところさまざまなイベントにご出席を賜りましたことに対しまして、心から感謝と御礼を申し上げます。いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりましたが、
議員各位におかれましては、十分に健康にご留意をいただき、ご家族おそろいで輝かしい
平成28年の新春をお迎えいただきますようご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
○議長(今川
明議員)
皆様、お疲れさまでございました。
閉 会 午前10時40分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成27年12月25日
たつの市議会議長 今 川 明
会議録署名議員 畑 山 剛 一
会議録署名議員 名 村 嘉 洋...